Starlinkをフェリーで使ってみた

友人と東京九州フェリーに乗ったのだが、その際にStarlinkの利用を試みた。
結論から書くと、沖合では利用できず、陸地の近くで利用可能な場合があった。

フェリー乗り場までは小倉駅発の連絡バスがあり、それに乗って向かった。
22時発なので時間つぶしに困った。
店がほとんど閉まっており、結局サイゼリヤで時間を潰していた。
間違い探しを全部見つけることが出来た。

バルコニー付の部屋を取っており、乗船してすぐに試した。
部屋にはアース付きのコンセントがあるので、Starlinkの電源アダプターでも普通にさせる。万が一に備えて2ピンアダプタやアース無しのケーブルを持ってきていたが…
結局、出番はなかった。
港ではなんてことなく、普通に使えていた。速度も100Mbps以上は出ていた。
ちなみに、陸上では300Mbpsを叩き出していた。
ポータビリティでも田舎だと利用者が少なくて速度が出やすいのかもしれない。

台風が来るとか来ないとか言われており、前日の便は欠航になっていたくらいだったため、デッキが閉鎖されるんじゃないかと心配していたものの解放されており自由に出ることが出来た。デッキだと空がよく見えるので、途切れなく通信できる。

沖合に出てから起動してみたところ、Searchingのままで全く使えず。

陸地が近いと、そこそこ使える。速度も100Mbps以上は出た。

せっかくの衛星通信だが、現段階では海上はサービスエリア外という結果だった。
携帯電話のアンテナピクトがすべて立つくらい陸地に近づくとStarlinkも通信できる。
現時点のStarlink海上エリアは携帯電話と変わらないか劣る程度のようだ。
ただし、利用者が皆無なので速度は圧倒的に速く、空が見えれば安定している。
docomo、au回線を使うと10Mbps程度しか出ないがStarlinkでは100Mbps以上を出してくれた。

海上エリアが広がったら試したいところだが、初期の丸型アンテナは携帯用ではないので、これ以上運ぶのは勘弁だ。それに移動中の利用は保証外だし。