ThinkPad T480sとiPhoneの相性問題

Lenovoのフォーラムの記事によれば、iPhone 8とT480sをUSBケーブルで接続した場合、うまく動かない。T480sとiPhone 8のソフトウェア、ファームウェア、BIOS、ドライバを全て最新にしても現象は再現する。複数のT480s、iPhone 8、Lightningケーブルでテストしたが、同じく現象が再現する。PCが起動中に右のUSBポートに接続すると問題無く動作する。USB-Cポートでも同様の現象が起こる。他のPCでは再現しない。との事だった。

自分もiPhone SEで同じような現象が起こった。右側のUSBポートに接続すると接続と切断を繰り返す。ただ、この現象はケーブルによって再現したりしなかったりだ。USB-Cポートでは認識すらしない。

ヨドバシアキバに行って、T480sの展示機でUSB-Cポート試してみたが、やはり現象は再現していた。何なら近くにあったNECのノートPCでも現象は再現した。

しかし、家の近所にあるビックカメラに展示されているPCでは、全く再現しなかった。ヨドバシアキバで異なる2台のPCで認識しない現象が再現したので、あー、これはケーブルの初期不良だな(Essential Phone PH-1の場合、ケーブルに問題があったので、またか…と思った)と思ってケーブルを買ったビックカメラに行って初期不良なので交換してほしいと主張したが、見事に現象が再現せず、ケーブルの問題ではない可能性が高いことが判明した。

NEC PCでも再現したし、NECがレノボの購買を使っているとかいう話を聞くので、NECとレノボは同じルートで部品を仕入れている可能性がある。NECとレノボが共通で使っていて、共同で仕入れている何らかの部品に不良があって問題が起こっているのではないかと推測している。憶測に過ぎないが…。

8/21追記:

T480sが修理から戻ってきたが、OSのリカバリだけされて解決したとの報告だった。しかし、自分の環境では依然iPhone SEがUSB-C – Lightningケーブルで接続しても充電されるが認識されない。Essential Phone PH-1もケーブルが怪しいとのことだったが、追加購入したUSB-Cケーブルで試しても認識されなかった。T480sのUSB Type-Cは怪しいので、あまりあてにしないことにする。

USB Type-Cケーブルが信用できない

8/21追記:

T480sのUSB Type-Cがおかしい疑いが強く、ケーブルを変えても現象は再現するので、撤回させてください。

T480sを入手したのは良いが、USB周りが怪しげな感じだ。果たしてこれは自分のT480sの問題なのか、すべてのT480sで起こる問題なのか、USBケーブルの問題なのか、電話の問題なのか、はっきりとわからないが、いろいろ調べてみた。

どんな問題が起こるかというと、まずはType-Cコネクタに電話を接続しても認識しない。Essential Phone PH-1とiPhone SEを、それぞれ純正のType-Cケーブルで接続した。が、デバイスマネージャーに表示されない。充電はされている。

ああ、これはT480sのUSB Type-Cが壊れているなと思ってLenovoの技術サポートに連絡した。オンラインフォームに入力して、今すぐ電話かけてもらうということにして、営業時間開始の9時過ぎにポチって、2,3分で電話がかかってきた。かなり繋がりやすいようだ。お盆の休み中だというのも関係しているのかもしれない。問題を説明して、技術サポートから得られた回答は、他社の周辺機器については保証されないとのことだった。まあ、これは仕方がない。線引きしないと無限にサポートすることになるだろう。しかし、修理に出して見てみることはできるらしい。修理拠点で問題が再現しなくてすごく時間がかかる可能性があるとのことだった。出張修理してくれるオンサイト修理という選択肢も保証をアップグレードすると可能らしいが、オンサイト修理なら現象を確実に再現できるのでどうだろうかと聞いてみた。そしたら、オンサイト修理は電話で故障個所が特定できて、部品を交換する場合のみ使えるということだった。オンサイト修理というのは出張して問題の特定から修理まですべて行ってくれるものだと思っていたのだが、違ったようだ。結局、引き取り修理を依頼することにした。ちなみに問い合わせはすぐに回答が出たわけではなく、9時過ぎに受付して、昼過ぎに答えが返ってきたという感じだった。

引き取り修理を手配してもらったが、手配した翌日の午前中に佐川急便が引き取りに来てくれた。Appleの修理の時はヤマト運輸が使い捨ての梱包材を持ってきて、引き取られる形だったが、レノボやNECは佐川急便が年季の入っていそうな再利用できる梱包材で引き取られる。

引き取られて、ふと、1つの疑問がわいた。この問題は全てのT480sで共通して起こるのか、それとも自分の手元にある個体固有の問題なのか。他のT480sで問題が起こらなければ、うちのT480sがおかしいと強く主張できる。秋葉原のレノボカスタムショップに行って試してみたが、結局、すべてのT480sで同じく認識されなかった。T480sにすぐに触れなかったので、店員がNECのPCでも試してみればどうかと提案してくれた。試してみたら、iPhoneは認識されず、AndroidのPH-1は認識されたという結果になった。しばらくしたらT480sに触れるようになったので、試したところ、こちらは2台の電話とも認識されないという結果になった。WindowsマシンではUSB-C LightningケーブルでiPhoneは認識されない様だ。

家に帰り、USB-C Lightningケーブルについてふと調べたら、次のような文言が引っかかった。

iPhone、iPad、または iPod touch を Mac または Windows パソコンの USB-C ポートに接続して、デバイスを同期したり写真を読み込んだりする。

どうやらWindows PCでも使えるはずらしい。それでは展示機で認識されなかったのは謎である。ヨドバシアキバのAppleコーナーで保証はないという情報も謎だ。

てことは、USBケーブルが怪しいのではないか?と思えるようになってきた。iPhoneとPH-1の純正ケーブルが2本とも破損していたとすれば、これまでに起きた謎現象は説明が付きそうだ。

早速、Amazonでケーブルを発注した。USB-CケーブルはAmazon Basics製で、Lightningケーブルは聞いたことが無いメーカー製のもので安いものを選んだ。Amazonの事だけあって翌日には受け取れそうだが、T480sは修理に出してしまったので、返ってくるまでテストができない。新しいケーブルで問題が解決できると良いな。

新しいケーブルで解決したら、純正のLightningケーブルを交換に出さないといけない。Apple製品は返品が効くかどうか謎だ。初期不良も含めてAppleのサポートを通すことになっているっぽいし。あと、PH-1純正のUSB-Cケーブルの方は充電専用にでもするか。

PH-1に付属しているケーブルは充電用らしいことが判明した。ケーブルが原因のようなので、タイトルを修正した。

VPNですべての通信が通らないようにする

SoftEther VPNで192.168.1.0/24なネットワークにSecureNATで接続したのは良いが、標準だとインターネットへ向けた通信すべてがVPN経由で行われてしまう。これは、ちょっと速度が遅くなりそうで不都合なので下記のようにしてWindows 10のルーティングテーブルのメトリックを変更してうまいこと行くようにした。

route change 192.168.1.0 mask 255.255.255.0 192.168.30.1 metric 1 if 14
route change 0.0.0.0 mask 0.0.0.0 192.168.30.1 metric 100 if 14

V-USBのhid-dataコマンドラインをmingw32でコンパイル

mingw32でV-USBのサンプルにある、hid-dataのコマンドライン(https://www.obdev.at/products/vusb/download.html のvusb-20121206/examples/hid-data/commandline)をコンパイルしようとしたら、うまくいかなかった。

これをヒントに、”ddk/hidpi.h”->”hidpi.h”に書き換えたらうまくいった。

 

Bash on Windowsのデフォルトディストロを変更する方法

bash -c “redis-server”でredis-serverが起動しなかった。原因は、おそらくDebianとUbuntuの2種類のLinuxが入っているためだが、どうやって解決するかすぐにはわからなかった

wsl-configを使うと良い。これを使うとbash.exeで呼び出されるLinuxを変更することができるらしい。wslconfig /setdefault “Ubuntu”で解決した。

gitであるremoteから異なるremoteにbranchをコピーしたい

git push gcp remotes/origin/panic3:panic3

git push dst remotes/origin/branch:branchとかgit push dst origin/branch:dst/branchとかgit push dst origin/branch:branchとか試したが、うまくいかず、ググったらgit push dst origin/branch:refs/heads/branchだと判明した。

error: unable to push to unqualified destination: branch
The destination refspec neither matches an existing ref on the remote nor
begins with refs/, and we are unable to guess a prefix based on the source ref.

と出ていたが、よくわからなかったので無視していたが、refs/から始まるという重要なヒントを見逃していた。

参考:https://stackoverflow.com/questions/7818927/git-push-branch-from-one-remote-to-another

Surface Bookが届いたが返品している(再び)

今度こそ大丈夫だと思っていたが、前回と同じような問題が起こっている。今度も上下が出荷されたセットではないため保証が受けられない。また返品することになった。進展があり次第更新する。

4/20追記:

無事に返金手続きがされた。領収書を指定されたメールアドレスに送ったら、送料分のドルが戻ってきて、Amazonの倉庫に到着したら税金を含む金額+15ドルが戻ってきた。若干儲かったことになる。送る手間や事故率の高さでアカウントを止められるリスクを考えたら繰り返したくないので、この辺にしておく。ドルのまま貯金して、そのうちMicrosoftの直販から買って、誰かに転送を頼むことにでもしようかと思う。あるいはThinkPadを注文してしまってもいいかな…。しばらくはドルのまま置くことになりそうだ。

Surface Bookが届いたが返品している

日曜日の11時頃にSurface Bookを注文して、月曜日の20時ごろにはVISAデビットの請求が来ていた。それから発送するまで割と時間がかかって、日本時間の水曜日の朝に発送された。UPSで、シアトル、オンタリオ、アンカレッジ経由で成田に到着した。昨日の朝9時ごろには成田についていたが、ヤマト運輸の国内配送なので、夜にヤマト運輸に引き渡されて今日の昼頃に受け取った。

米国Amazon.comの荷物がUPS経由で送られる場合、問い合わせるとヤマト運輸の伝票番号が得られる。Webのメールフォームから問い合わせたら10分ほどで番号が送られてきた。驚異的な速さだ。

伝票番号を受け取ったのは良いが、追跡サイトで追跡もできない状態で営業所止めとか頼めないだろうと思って、朝一で営業所…ではなくコールセンターに連絡したが、時すでに遅し、朝に営業所に行ったときにはトラックの一番奥に荷物を積み込んだ後だった。受け取れず、家に帰って待って受け取った。

さて、受け取ったのは良いが、箱が怪しい。

まず、シュリンクラップがない。そして、シリアルのラベルが剥がされた形跡がある。そして、シリアルの紙質が普通紙でパッケージのツルツルしているのと違う。

製品自体は問題ない。Windows Helloの顔認証も素早くて、今の指紋認証より便利そうだ。マスクをしていると認識されないが、マスクを下に一瞬ずらすだけで認識された。上部と下部も分離する。

ただ、シリアル番号が箱にあるものと、本体の上部下部それぞれにあるものが全部何故か一致しない。これだけなら、全部別の法則か何かで個別に番号振っているのかと思う。が、保証状況を確認したら、かなりヤバいものを受け取ったんじゃないかと思えるようになってきた。本体上部、下部、箱に記載されているシリアルナンバー3つを、とりあえずすべて入力して登録してみた。そしたら、1つはエラーで、残りの2つは全く別のSurface Bookではないか。

ダメもとで日本マイクロソフトのサポートに問い合わせてみたら、ヤバいことが疑念から確信に変わった。本体上部と下部は間違いなく別のセットで、サポートが受けられない可能性があるとの事だった。

Amazon.comに問い合わせたら?との事だったので、問い合わせた。こちらも驚異的な速度で回答が返ってきた。外で昼ご飯を食べつつ、ぽちぽとと電話で英文を打ち込んで状況を説明して10分ほど経ったら、返品リクエストが受け入れられた的なメールが来た。交換か返品を希望しておいたので、返品が選ばれたらしい。あとになって思ったが、もう少し安くしてもらってそのまま持っているというのもありな気がしてきた。壊れて修理が必要にならない限り困らないし、返品する必要性が実はなかったんじゃないかという気もした。しかし、返品するという選択肢しかなさそうな感じなので、返品することにした。返品の準備をしていたら、Amazon.comから謝罪のメールが来て、これはあってはならない事だとか、Fulfillment by Amazonの商品なので交換はできないとか、10ドル分のpromotional certificateを発行したとか来た。

早速、返品のために発送してきた。

インボイスも何もかも準備されているので、楽だと思ったら、思わぬ罠があった。まあ、大した問題ではなくて些細な問題だけど…。まずは、国際郵便で発送するときはリチウムイオン電池の警告ラベルを貼ってはならないらしい。セロテープで仮止めした感じなので、引きはがすだけで済んだ。次に、梱包が不十分なので損害賠償が受けられない可能性が高いと言われた。着た状態そのまま送り返しているんだけど…と思ったが、国際郵便は民間の国際貨物輸送サービスより荷物の扱いが雑なのだろうか。近所に郵便局があって、近くで便利だし、楽なので、郵便局を使ったが、事故っても補償がない可能性が高いのは困る。とはいえ、事故が起きる確率はそんなに高くないだろうと高をくくって、何かあったら諦めますということで発送してもらうことにした。過去に梱包が不十分で戻されたこともあるとか言われた。そうなったら4Kg弱のUS宛てEMS運賃の7300円が無駄になる。だからといって、UPSだと送料だけで3万円くらいかかるっぽいから、とても払う気にならないし、これもダメだったら諦めますということにした。

返品が成功すれば、まあ、少し時間が無駄になったかな程度になる。失敗したら10万円を捨てることになる。今後の進展が不安だ。とりあえず、無事に日本から出発してほしい…。

数分だけ触ってみた程度だが、Surface Bookは定価が20万とか30万とか40万とかするだけあって、結構よくできている。折った状態で持っていて、結構しっくりくる感じだ。下にヒンジがあっても上にヒンジがあってもいい感じ。画面が半分の本体みたいなもんなので、割と重いが、自分の体で膝の上にのっけても自宅のソファーに座っている限りでは膝が高めになるのでバランス崩して画面が倒れるという事態はなかった。キーボードも1分くらいしか打ってないが、結構良い感じの感触だった。なんていうか、安定した力強い反発があるというか、ちゃんと押した感じがあって良い。それに、音もそんなにうるさくない。ただ、キーボードを入力している際にタッチパッドに触れると反応してしまうのは微妙だった。クリックしてしまう。タップでクリックしないように設定を変えるべきだったかもしれない。

Surface Book、割と欲しいが、定価で買う余裕はないorz

無事に返品が受け入れられて、お金が無事に返金されることを願うばかりである

返品を行うのは失敗だったと思うか否か、答えは来週か?それとも再来週か?

ブログに特に続報がなければ無事に返金されたということで。

4/6追記

今朝、返品手続きは無事に終わったらしい。返送して1週間経って、手続が終わった。先週の金曜に発送して、土曜の朝には国際交換局より発送されていて、日本時間の日曜頃にはシカゴに到着していた。火曜の朝頃に税関から出てきて、水曜の朝にはケンタッキー州の返品先に到着していた。返品手続きの終了を伝えるメールは今日の早朝に届いていた。

購入時に使ったデビットカードに反映されるのを待っている。

送料が全額返金されていなかったので、チャットで問い合わせたら、何がおかしいのか的な返事だったのでreturns policiesを引用して投げたら返品理由を聞かれた。新品を買ったはずが新品じゃなかったと答えた。

Your return label will require you to return the item at your own expense. Amazon will automatically refund up to $20 for return postage costs on receipt of the item. If your return postage costs exceed $20, you may contact our Customer Service Center to request a refund of the remaining postage cost. If you return a defective, damaged or incorrect item, you’ll be refunded the full postage cost, as well as your Import Fees Deposit, once your return is processed.

今になってから気が付いたが、”If you return a defective, damaged or incorrect item, you’ll be refunded the full postage cost,”とあるので、自己都合の返品だと返送料の全額返金はなさそうな感じだ。返品リクエストの時、自分で返品リクエストを出さないで、サポートの人が返品リクエストを出してくれた。おそらく、その際に自己都合なのか不良品なのか区別のつかない理由を選択肢から選んでしまったんだろう。

送料が戻ってこなかったとしても、15ドルも戻ってくれば、悪くはない。が、注文しなおすかどうかとなると迷う。全額返送料が戻ってきたら、再注文するかと思う。

4/7追記

返金処理が行われた翌日の今日朝9時過ぎにソニー銀行のVISAデビットであるSony Bank WALLETカードに反映されていた。送料の全額返金は、まだ反映されていなかったが、再注文した。今度は919ドルで評価数も多くて問題が見当たらない出品者なので大丈夫だと思いたい。